知っておきたい基礎知識編

一眼レフの撮影テクニック/知っておきたい基礎知識編

せっかく一眼レフを買ってもAUTOやPモードで撮ってては宝の持ち腐れとまでは言いませんが、コンパクトカメラと比べて感動的にいい写真が撮れたり自分が思い描いた通りの写真が撮れることはあまり多くありません。
今どきのコンパクトカメラは非常に優秀なので下手すればコンパクトカメラで撮った写真の方がいいものになる場合もあります。

写真は簡単に言うとISO感度、シャッタースピード、絞りのバランスで成り立っています。
ほとんどの一眼レフカメラではこの設定を細かく自分好みに設定する事が出来るので、ISO、シャッタースピード、絞りの関係性を理解して思い通りの写真を撮影しましょう。

ISO感度

ISO感度とは映像素子やフィルムがどれくらい弱い光でも写真を記録できるかどうかを示す数値です。設定可能なISO値はカメラによって決まります。
ISOの数値が低いほど感度が低く、写真を撮るために沢山の光が必要になります。
ISOの数値が高いほど感度が高く、少ない光でも写真を撮る事ができます。
しかしながらISO感度が高すぎると画像にノイズが出てしまうので、高画質な写真を求める場合にはISOの数値を低く設定して撮影するのが一般的です。

【ISO感度の高低の比較写真】感度が高い数値の写真はノイズが出ているのがわかります。

  • ISO感度:100で撮影
    ISO感度:100で撮影
  • ISO感度:1250で撮影
    ISO感度:1250で撮影

シャッタースピード

シャッタースピードとはシャッターが開いてフィルムや映像素子に光が入っている時間の事を言います。
設定可能なシャッタースピードはカメラによって決まります。
シャッタースピードが速ければ光を取り込める時間が少ないので、基本的には明るいところでしか撮影できませんが、動いている被写体でもピタリと止まった写真を撮る事ができます。

反対にシャッタースピードが遅ければ多くの光を取り込めるので暗い場所でも撮影する事ができますが、手振れしやすいので三脚や一脚を使ってカメラをしっかり固定して撮影する必要があります。
また、シャッタースピードが遅ければ動いている被写体がぶれる「被写体ぶれ」という現象が起きます。
動いている被写体のぶれをうまく利用して動いているものの軌道を写真に残す撮影方法もあります。この方法については撮影テクニックの長時間露光撮影で解説します。

【シャッタースピードの違いによる比較写真】一定速度で回転する観覧車を異なるシャッタースピードで撮影しました。

絞り

絞り(F値)とはレンズを通る光の量を調整した開口部の大きさのことを言います。
設定可能な絞り値はレンズによって決まります。
絞り値の数値が小さいほど開口部が大きくなるのでより少ない光でも写真を撮る事ができますが、被写界深度(ピントのあっている範囲)が浅くなるので、ピントがあっている部分以外の場所にボケが出ます。
絞りの数値が大きいほど開口部が小さくなるので、写真を撮るためにより多くの光が必要となります。また、被写界深度(ピントの合っている範囲)が深くなるので、写真全体にピントがあった状態にする事ができます。

【絞りの違いによる比較写真】


  • 絞り:F2で撮影(被写体深度が浅い状態)
  • ISO感度:1250で撮影
    絞り:F8で撮影
  • ISO感度:1250で撮影
    絞り:F13で撮影(被写界深度が深い状態)

うまく撮れないときの対処法の例

  • 写真が暗い ⇒ ISO感度を上げる(数値を大きく)、シャッタースピードを遅くする、絞りを開く(数値を小さく)
  • 写真が明るすぎる ⇒ ISO感度をさげる(数値を小さく)、シャッタースピードを速くする、絞りを絞る(数値を大きく)
  • 手振れする ⇒ シャッタースピードを早くする
  • 被写体がぶれる ⇒ シャッタースピードを早くする
  • 動きのある被写体の軌道が残るように撮影したい ⇒ シャッタースピードを遅くする
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